泥土・汚泥固化処理プラント
泥土・泥水の受け入れ
水分が多い第4種建設発生土並びに泥土・泥水を受け入れ、石灰系固化材とミキサーで混錬して第3種建設発生土以上に相当する改良土を生産します。
改良土は、管周りの埋め戻しや盛土材として利用されます。
汚泥・汚水の受け入れ
建設工事の過程で水を加水して工事を行った結果、水分が多い泥状の土砂・泥水になった場合は産業廃棄物の建設汚泥・泥水に分類されます。
建設汚泥・汚水を受け入れ、石灰系固化材とミキサーで混錬して第3種建設発生土以上に相当する処理土を生産します。
処理土は、管周りの埋め戻しや盛土材として利用されます。
産業廃棄物処分業許可の取得
当社では、次の産業廃棄物中間処理業の許可を取得しています。
薬注固化:汚泥(無機性に限る)。許可番号第109-20-242343号
水分が多い土砂(第4種建設発生土、泥土・泥水、汚泥・汚水)を泥土ピットに受け入れ、バックホーで解泥し、プラントに投入する。
泥土固化処理プラント。
右側の振動篩に土砂を投入して異物を除去し、
計量器付き制御盤により制御して石灰系固化剤サイロから固化材を定量に引き出しミキサーで混錬する。
処理された改良土。
連続処理能力 時間当たり40㎥。
2025年4月17日に当社で開催された、(一社)泥土リサイクル協会主催の見学会。ゼネコン各社をはじめ多くの関係者が処理状況を視察した。
泥土・泥水と建設汚泥・汚水の違い
泥土・泥水は水分を多く含む自然由来の土砂であるのに対して、建設汚泥・汚水は工事過程で人為的に加水した結果泥土・泥水状になった土砂です。泥土・泥水と汚泥・汚水の性状に違いはありません。
当社は産業廃棄物中間処分業の許可を取得しており、建設汚泥・汚水の受入れが可能です。
特定有害物質試験での確認
泥土・泥水並びに建設汚泥・汚水の受け入れに際しては、搬入者様により事前に特定有害物質試験を行って頂き、特定有害物質が含まれていないことを当社が確認した上で、受け入れ致します。
特定有害物質試験については、建設資源広域利用センター(UCR)の利用の手引きに掲載されている受入地別建設発生土の特定有害物質試験、八王子地区(2)の項目を参照してください。